なぜこの美容室を選んだのか

必ず採用面接で聞かれる質問が「なぜこの美容室を選んだのか」という事でしょう。いわゆる志望動機です。これは簡単に答えられる、と思っている人も多いかもしれませんが、実はこの質問がいちばん答えにくいものであるはずですし、面接官から言わせると「この質問に答えられなければアウト」という基準となる質問でもあると思うのです。なぜこの質問の答えが難しいか、というと、殆どの人が「志望動機を答えるのは簡単」と思っている所に落とし穴があると思うのです。おそらくほとんどの人が用意しているのは、その美容室の目指す姿などに共感した、という趣旨のことだと思うのです。ですがそれではどの人もホームページなどを調べて「〇〇という点に共感しました」と答えてしまう事でしょう。それではまったく印象に残る答えではありませんし、多くの応募者たちと同じ答えになってしまい、まったくオリジナリティーを感じられない答えとなります。当然それでは採用される事は難しくなります。つまりこの志望動機に応える事は、一見簡単な様で人と違う、自分らしさの出る答えをしようとするならば、とても難しい質問だ、という事になると思うのです。特に「本当はどうしてもこの美容室が良い訳ではない」と心のどこかで思っている人なら、なおさら答えを用意するのに困る質問でもありますね。美容師として美容室で働こうと思えば、その美容室で採用面接を受けなくてはいけませんが、その際に多く課せられるのが面接です。面接が得意な人も苦手な人もいると思いますが、近年特に若い人たちは面接になれている人も多くいます。面接を攻略するための書物も販売されていて、その本に掲載されている受け答え例を丸暗記する事も可能な時代です。もちろん美容室側もそういった対策を応募者がしてくる事も承知のうえで面接を行う事でしょう。そうなってくると応募者の良し悪しを判断するためには、いかに答えにくい問いを面接でぶつけるか、という事にもなってくるのではないでしょうか。そして面接を受ける側としては、どんな難問が出たとしても答えられるような対策、そして万が一答えに詰まってしまった時の応対も考えておかなくてはならないのではないでしょうか。では応募者にとって答えにくい質問、というのはどのような質問でしょうか。ひとつには「言いたくない」「正直に言うと不利になることが考えられる」質問だと思うのです。そういう質問が来た時には当然どんなに回答例を丸暗記していても使う事はできません。いかにその場でうまく受け答えができるか、という事は、どれだけ自分のことばや考えに引出があるか、という事になるのではないでしょうか。表参道 スタイリスト 求人 ヘアサロン