抽象的なオーダーは伝わりにくい

皆さんは良く美容室で「爽やかな感じにしてください」とか「大人しい感じにしてください」などという言葉を使ってオーダーしていませんか。「爽やか」とか「おとなしい」という言葉はとても抽象的です。爽やかな感じをイメージして下さい、と言われた場合には10人が10人、違った絵を思い浮かべるのではないでしょうか。つまりお客さんがオーダーする爽やかなイメージと、それを聞いた美容師さんが描いたイメージは全く違っていたりする可能性もあるのです。ですが大抵の場合お客さんはそれで自分の言いたい事は伝えた、という気持ちになってしまっているものです。そしてさらに「美容師さんも解ってくれている」と勝手に思い込んでしまうわけです。ですが実際の所は美容師さんはとても困っているかもしれません。そしてもしもその人が「爽やかな」と言っている割に、まったく爽やかには思えない服装をしていたらどうでしょう?美容師さんはますますその人の爽やかな姿をイメージする事が難しくなりますよね。美容室でオーダーする時には抽象的な言葉でオーダーすると伝わりにくい事が多いと思われます。逆に自分がその言葉でなにかを求められたら、きちんと答える事が出来るかどうか、という事を少し考えてみるとよいと思いますね。美容師のみなさんってとてもオシャレな感じに見えますよね。制服とか作業着を着ている様な美容室はほとんどありません。どの美容師さんも個性的なファッションをしていて、どの人も素敵に見えるものです。実際に美容師さん達はどのような事に気を付けて仕事の時の服装を選んでいるのでしょうか。まず大前提としてお客さんに不快感を与えないファション、すなわち清潔感を意識したファッションやヘアスタイルをしている、という事があるようです。またその時に自分が得意としたり提案したいと思っているスタイルをしている美容師さんも多いようです。たとえばカラーの新色が入った場合には、そのカラーを自分が試しに使ってみて、それをお客さんに「これ新色なんですよ」とアピールする事で、実際にその色をイメージしてもらう事ができます。つまり美容師の皆さんは、自分がいかにセンスがあるか、という事も見せようとするだけではなく、お客さんとのかかわりが持ちやすくなるようなファッションはヘアスタイルを心がけている、という事もあるようです。当然仕事上作業がしやすい、動きやすい、という事も意識しなくてはいけません。その様な事を考えると、美容師さんは毎日のファッション選びにかなり気を使っているのだろうな、という事が想像できますね。カット 蒲田