シャンプーは簡単ではない

アシスタントの最初の練習はシャンプーから、と言われていますが、「シャンプー何て美容専門学校時代に練習してきているのじゃダメなの?」と思ってしまいますよね。たかがシャンプーじゃないか、とも思われても仕方がありません。ですがみなさんも経験されていると思いますが、美容室でのシャンプーは日頃自分でしているシャンプーとは比べ物にならないぐらい気持が良いものですよね。つまりそれがプロの仕事なわけです。学生時代に少しぐらい練習したものではまるで通用しないのがプロの世界なんですね。ですからアシスタントさんたちは、お店が閉店するとまず先輩スタイリストたちを練習台としてシャンプーの練習をしなくてはいけないのです。おそらく最初の頃は先輩から「全く気持ち良くない」と言われてしまう事が多いようです。どうすれば気持ち良くなるのか、という事を学んでいくのだと思いますが、実はそれ以前にもプロとしてやってはいけないようなミスが新人の間には起こってしまう様なんですね。私達は普通シャンプーをするのは入浴時ですが、美容室ではそうはいきません。つまりお客さんはシャンプーをしてカットやパーマをしたら、そのまま美容室の外に出る訳です。服を濡らす事も、足元を濡らす事も許されない状況でシャンプーをする、という状況にまず慣れなくてはいけないようです。みなさんはシャンプーを選ぶ時には何を基準に選んでいますか?「自分は美容室が勧めるシャンプーしか使わない」と言うこだわりを持っている人もいれば「同じように髪を洗う事が出来るのであればドラッグストアで値段の安いものを選ぶので十分だ」と言う人もいるかもしれませんね。ですがシャンプーと言うのはよくよく考えたら、おそらく皆さん毎日のように使っているものだと思います。それも体の一部である髪の毛に対して毎日つけているものです。あらゆる食品が毎日摂取する事で体に影響を与えているのと同じように、シャンプーも本来は毎日体に使う物として、もっと真剣に考えて選ぶことが大切なのではないでしょうか。食品を摂取する時に体に合わないものを摂りつづけたら、おそらく体に何らかの異変が起きて気が付くものですが、髪の毛と言うのは自ら痛みを発したり異常を知らせたりすることは最終段階でしかあり得ません。気付いた時には髪の毛はぼろぼろになっていて、修復が出来ない状態になって初めて人も目にもわかるような異変を知らせるんですね。ですから本当はシャンプーやコンディショナーと言った毎日髪の毛に対して使う物と言うのは、自分が体内に摂取する食品と同じぐらい慎重に選ぶ必要があるかもしれません。五反田 美容院